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【スポクラコラム#5】スポーツは人のアイディアと実行量を引き出す道具(にすぎない?)


公園でふと見つけたこの風景。 僕の中で「うわーっ」と、強く感じるものがありました。 絵の周りには、無数のボールの跡が。 この絵の上には、挟まっちゃって取れなくなった多くのボール。 この壁の前で、いったい何人の野球小僧が、ボールを投げてきたんだろう? ただの壁じゃつまらないよ。 試合で負けた、もっとコントロールをつけたいけど、一人じゃ練習できない。 そうだ、絵を描いちゃえ! そんな風に思ったんでしょうかね? 勝手な想像が、ふくらみました。


黒スプレーで、キャッチャーを描いて。 次に、青スプレーで、バッターを描いて。 なんか、キャッチャーも、バッターも、リアルなんですよね。 特定の選手を意識して描いたのかな? 描いた後、ここに通って、何球も、何球も、投げたんですかね。 あいつに打たれた、くそっ!と思ったのか。 次は三振に取ってやる、と思ったのか。 四球で押し出しを出して負けてしまった、あんなのはもう嫌だ、と思ったのか。 単純っちゃ単純ですが、スポーツする中で、 「そうだ、あの壁に絵を描いちゃえ」 そういうアイディアと。 実際にそれを描いちゃった実行力。 うん、これってすごいよね。 小さいけれど、こういう装置を発明したんだよね。 単なる壁当てじゃ、つまらなかったんだよね。 もっと効果的に練習したい、って思ったんだよね。 こういうのを引き出すのが、スポーツだよな。 こういう力を、人の中から取り出して、その力が現実を変えることに導くのが、指導者の本来の役割だよな。 スポーツって、素晴らしいって言う人がいるけれど。 いったん「スポーツは単なる人の潜在的な力を引き出す道具の一つ」 そんな風に思ったほうが、指導者として間違えないよな。 そんなことを、つらつらと考えさせられました。 (その前の、公園の壁に絵を描いちゃだめだろー、っていうツッコミは置いといてくださいませ)


皆さんは、スポーツからどのようにアイディアを形ににし、実行しますか?


執筆者

石井宏司

株式会社スポーツマーケティングラボラトリー コンサルティング事業部

執行役員


東京大学大学院卒業(教育学修士)。研究テーマはインターネットと教育、オンラインのラーニングコミュニティ生成について。1997年にリクルートに入社。インターネットの新規事業、他社との事業アライアンス交渉、地方創生コンサルティング、メディアによる地域活性ビジネス、企業再生コンサルティングなどに従事。2009年に野村総合研究所に経営コンサルタントとして入社。経営改革、新規事業、企業再生などのテーマでコンサルティングを行う。2014年頃よりスポーツを中核とした都市再生や新成長産業としてのスポーツ産業の成長支援に携わるようになる。

スポーツ庁未来開拓会議提言、大学スポーツ改革検討会議委員、スポーツ庁技術審査員、沖縄スポーツ産業クラスター形成実行委員、大阪経済大学客員講師(スポーツ情報学)、関西財界セミナー2016スポーツ分科会問題提起者、Sports Analytics Japan2016, 2017実行委員、日本女子プロ野球機構事業理事などを歴任。現在に至る。

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